マキ科ナギ属 常緑中高木 | |
原産地 | 日本、台湾 |
花 期 | 5月~6月 |
花 色 | クリーム色 |
日 照 | 日なたから半日陰 |
用 途 | 庭木、花壇、鉢植え、街路樹、切花など |
備 考 | 強耐暑性、耐陰性あり |
古来より神木として大切にされてきた、雌雄異株の常緑樹です。
青々として厚みのある、対生の葉が特徴。
奈良県の春日大社、和歌山県熊野の速玉大社などはナギの名所として知られており、和歌にも詠まれるなど、神社と縁の深い樹木です。
ナギの葉は縦に葉脈が入っており、ひっぱってもなかなか切れないことから、「男女の縁が切れないように」と、縁結びのお守りにされてきました。また、「ナギ=凪(なぎ。海が穏やかで風がないようす)」に通じるため、航海のお守りとしても大事にされてきたようです。
ナギは根付くと「ナギラクトン」という化学物質を生成し、まわりにある植物の生育を抑制しますので、植える場所には工夫が必要です。